こんばんは!助産師のきーまです😊
今日は、朝から雪が降りとっっっても寒い1日でした。
私が住む地域では年に何回かしか雪は降らず、積もることはほぼありません。
なのでこの気候に驚いています🙄
昨年の年末の寒波に続いて今日も寒波がきているということで、
明日の朝には車道にも雪が積もるんじゃないかなぁと思っております。
こんな気候の時、産婦人科はどんな風に過ごしているのか、想像が出来ますでしょうか?
今日は悪天候の時の産婦人科について少しだけ紹介します!
悪天候でも外来診療をする理由は?
どんなに雪が積もろうと☃️、
台風が来ようと🌬、私が働く産婦人科では外来診療は行われます。
一度だけ、病院の周りが浸水してしまい休診になったことがありましたが、
私が知る限り休診となったのはその1回だけです。
産婦人科の外来に来られる目的で多い項目は、
○月経異常
○かゆみ
○子宮癌検診
○妊娠
と言ったところでしょうか。
子宮癌検診に関しては、悪天候の時にわざわざ来院して検査を受ける方は
あまりいらっしゃらないかな、と思います。
月経異常は内容によるのですが、やはり日にちをずらして受診される方が多いです。
どんなに雪が積もっていても、大雨が降っていても、
こんな日にわざわざ行かなくても…。明日にしなよ。と
家族から言われようとも我慢が出来ないのが、
実は、かゆみなんです😭
デリケートゾーンのかゆみは、
女性にとって日常生活に支障が出る、大きな問題になり得ます。
かゆみの原因は様々です。
下着やナプキンにかぶれてしまった、
菌やウイルスに感染してしまった(カンジダが代表的です)、
女性ホルモンの低下からもかゆみが出ます。
かゆみが酷くなると、なかなか市販の薬を使ったとしても治らず、本当に辛いと思います。
悪天候でも、産婦人科を受診してこの辛さをどうにかして欲しい!と言われる
方が多い印象です。
ちなみに今日も外来に来られた方は少なく10人ほどだったのですが、
そのうちの3人の方がかゆみの相談でした。
膣の中を診察して、もしなんらかの感染があると判断されれば、膣内洗浄をして、
膣錠と言われる小さなお薬を膣の中に挿れます。
この膣錠は 2、3日かけて溶けて効いていきます。
軟膏が処方されることもあります。
患者さんの言葉が全て
診察を受けられた患者さんは、
「この天気でも空いていて助かりました。眠れないほど辛かったんです…。」と
言われたりします。
その話を聞くと、悪天候の日でも外来診療をする意味はあるんだな、と思います。
もちろん、産婦人科病院ですので、天気には関係なく出産は行われています。
むしろ、台風や大雪はお産を呼ぶ、というのがよく言われていることです。
(科学的根拠はない、というドクターもいますが…。)
産婦人科で働く医療従事者は、来院される患者さんがどれだけ少なくても、
必要として下さる方々のために門を開けておく必要があるのかな、と思います。
と、言いつつも
私の家は山の近くのため、明日の朝車を運転して仕事に行けるのかとても不安です😭
どうか大したことなく、無事に出勤できますように…!
願いながら眠りたいと思います。
今日は、産婦人科の裏話を紹介しました。
また紹介していきます☺️
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